ThunderBirdの起動(Mac)

必要に応じて起動方法を使い分ける

1.プロファイルマネージャを使用する

 「ThunderBird」を起動する際に、事前に用意したプロファイル(設定ファイル)を目的に合わせて使い分ける方法がある。

 プロファイルの設定は「プロファイルマネージャー」を使用する。
   「プロファイル マネージャー」は通常では動かせないので
   ”起動スイッチ”をつけて「ThunderBird を起動させ
   使用目的に合った「プロファイル」を新たに用意する

2. プロファイルマネージャで設定する

 プロファイルマネージャの起動
   「アプリケーション」→「ユーティリティ」から、「ターミナル」を起動
   「アプリケーション」の「Thunderbird」を右クリックし
     「パッケージの内容を表示」をクリック
   「Contents」→「MacOS」の中にある「thunderbird-bin」を、
     ターミナルのウィンドウにドラック&ドロップ
   表示されたパスの最後に、「 -p」を入力してenter

 「プロファイルの選択」画面が表示されるので、
     「新しいプロファイルを作成」をクリックする

 登録内容を確認して「Thunderbirdを起動」を押下する
   プロファイルの「今後・・・使用する」を選択し
     チエックを入れると起動時に
     必ずここで選んだプロファイルが使用される
   プロファイルの「今後・・・使用する」を選択しないと
     起動時にプロファイルを手動で選ぶことになる

 「ウィザードの完了」画面が表示されるので
   新しいプロファイル名称を登録し、「完了」を押下する

選択画面

3.profiles.iniについて

 ここまででprofiles.iniが作成される
   作成される場所はThunderbird.appのLibrary/Thunderbird/profiles.ini
     ※ライブラリーの見方
       Finderでアプリケーションを選ぶ
       同時にOptionキーを押しながら移動をクリックする
       隠しファイルのライブラリーが見える様になる
       続けてThunderbirdホルダーを開けばProfilesホルダーが見える

 同じ場所にProfiles.iniお存在する
 

3.profilesを指定して起動させる

 コマンドを用意してprofilesを使い分ける
   以下のようなコマンドを用意し、テスト実行させ確認しておく

/Applications/Thunderbird.app/Contents/MacOS/thunderbird-bin -no-remote -p ●●●.default

   修正部分は
     -no-remote部分は多重起動を許可するために必要
     ●部分はprofiles.iniを参照して指定する

4.ショートカットの作成

 LaunchpadからAutomatorを起動する

 起動画面の「アプリケーション」を選択する

起動画面

 用意したprofilesを使った起動用コマンドを設定する
   左上隅に「シェル」と入力
   「シェルスクリプトを実行」と表示される、右側の設定エリアにドラッグする
   右側がシェルスクリプトの設定画面になる
   初期状態なので用意した実行コマンドを設定する
   右上隅の「実行」をクリックして起動されることを確認する

設定画面

 ファイルとしてショートカット(拡張子.app)を書き出す
   後は自由にショトカットを使用する


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