ファイル操作(1)

ローカルファイルにはアクセスできない

1.一時的な使い方(ランタイムでの使用)

 「GoogleColab」の機能を使ってアップロードする。
   colab内のアップロードアイコンを使ってアップロードする
   ランタイムのリセット時にファイルは削除されます

   ファイルのパス確認は
     ファイルの右端にあるアイコンをクリックし
     「パスをコピー」でパスを取得する

アップロードアイコン
ファイル確認
パス確認

CSVファイルを「Colab」内で読み込む(例)

import csv

csvfile = open('/content/テストデータ.csv', encoding='utf-8')
csvreader = csv.DictReader(csvfile)

for row in csvreader:
  print(row)

2.恒久的な使い方(GoogleDriveを使用)

 「GoogleDrive」にファイルをアップロードする。
   「colab」と同じアカウントで処理すること 
   「マイドライブ」フォルダーの配下にアップロードされる
   「colab」とは別モノなのでランタイム終了後も使用できます

 「Colab」から「Drive」へのアクセス権を得る。
   「colab」内の「ドライブマウント」アイコンをクリックする
    「Drive」へのアクセス許可を求められる
   「Drive」内のファイル構造が「Colab」内に表示される

マウントアイコン
確認メッセージ
場所の確認

CSVファイルを「Drive」から読み込む(例)

import csv

csvfile = open('/content/drive/MyDrive/テストデータ.csv', encoding='utf-8')
csvreader = csv.DictReader(csvfile)

for row in csvreader:
  print(row)

3.ファイルを書出す

 上記2種類の状態でCSVを書出す。
   違いはファイルの場所を指定する箇所だけです
     青丸は「GoogleColab」への書出しです
     赤丸は「GoogleDrive」への書出しです

処理前
処理後

CSVファイルを「Drive」と「colab」へ書き込み(例)

import csv

with open('/content/テスト出力.csv', 'w') as f:
    writer = csv.writer(f)
    writer.writerow([0, 1, 2])
    writer.writerow(['a', 'b', 'c'])

csvfile = open('/content/テスト出力.csv', encoding='utf-8')
csvreader = csv.DictReader(csvfile)

for row in csvreader:
  print(row)    


with open('/content/drive/MyDrive/テスト出力.csv', 'w') as f:
    writer = csv.writer(f)
    writer.writerow([0, 1, 2])
    writer.writerow(['a', 'b', 'c'])

csvfile = open('/content/drive/MyDrive/テスト出力.csv', encoding='utf-8')
csvreader = csv.DictReader(csvfile)

for row in csvreader:
  print(row)  

3.まとめ

 CSVファイルを読み込む場合は、
   CSVモジュールをインポート(import csv)して使用する


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