7月1日(火)にIPAより以下の呼びかけが行われた
オンラインバンキングの正しい画面を知って、金銭被害から身を守りましょう!
オンラインバンキングにおける不正送金の被害が増加傾向にある
金銭被害を食い止めるには、騙されないための注意深さと知識が必要
利用者自身で何が正しいのかを「知る」ことが必要
(1)従来の手口と新しい手口
従来の手口
利用者のパソコンにウイルスを感染させ、不正なポップアップ画面を表示させる
その画面に、送金に必要な情報(ID、パスワード、乱数表の数字など)を入力させる
その結果、送金に必要な情報が第三者に渡ってしまう
その後、第三者は窃取した情報を使用して手動で不正送金を行う
新たな手口
利用者のパソコンにウイルスを感染させ、不正なポップアップ画面を表示させる
その画面に、送金に必要な情報(ID、パスワード、乱数表の数字など)を入力させる
入力させた情報が即座に利用され、第三者の口座への送金がリアルタイムで行われる
手っ取り早く金銭を収受できるようにしている
(2)「正しい画面」と「不正な画面」の見分け方
「不正な画面」はウイルスによって表示されるので
ウイルスの種類や手口が異なれば「不正な画面」もそれぞれ異なる
異変に気付くためには「正しい画面」を知っておく必要がある
金融機関によっては「正しい」取引を事前に確認できる
(例)三井住友銀行
「正しい画面」と異なる画面が現れた場合
金融機関本体のサイトを確認し、画面の変更の有無を確認する
あらかじめ保管していた金融機関の電話番号を利用すること
(3)ウイルスに感染しないために
基本的な対策以外について記述する
・使用しているPCのOSとソフトウェアの脆弱性を解消する
・セキュリティソフトを導入し、ウイルス定義ファイルを最新に保ち、使用する
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