viewportのパラメータ記述
プロパティ | 値 | ||
---|---|---|---|
width= |
表示領域の幅 | 数値 | ピクセル数(200 ~10000 の範囲、初期値は980 ) |
device-width |
端末画面の幅に合わせる | ||
height= |
表示領域の高さ | 数値 | ピクセル数(233 ~10000 の範囲、初期値は自動) |
device-height |
端末画面の高さに合わせる | ||
initial-scale= |
初期のズーム倍率 | 数値 | 倍率(minimum-scale ~maximum-scale の範囲) |
minimum-scale= |
最小倍率 | 数値 | 倍率(0 ~10 の範囲、初期値は0.25 ) |
maximum-scale= |
最大倍率 | 数値 | 倍率(0 ~10 の範囲、初期値は1.6 ) |
user-scalable= |
ズームの操作 | yes |
許可する(初期値) |
no |
許可しない |
注意事項
widthの初期値は、ブラウザにより異なる場合がある
複数のプロパティを指定する場合は、カンマ(, )で区切る
表示領域設定の必要性
デフォルトの状態では、幅980pxの領域にWebページが表示される
スマートフォン向けに作られたページ(一般的には幅320px)では、無駄に小さく表示されて横幅が余る
可変幅にしている場合は横に伸びてしまう
スマートフォン向けに最適化したい場合
meta要素(viewport)を使って表示領域を設定する
領域の幅やズーム倍率を調整することで、スマートフォンに適した大きさで表示される様になる
widthプロパティについて
領域の幅を設定する
デフォルトの幅は980、範囲は200~10,000
値にはピクセル数、または【device-width】を指定する
meta name=”viewport” content=”width=320″
meta name=”viewport” content=”width=device-width”
【device-width】を指定した場合は、初期のズーム倍率が1 になる
【initial-scale】で変更することも可能
heightプロパティについて
領域の高さを設定する
デフォルトの高さは、【width】と縦横比から計算され、範囲は223~10,000
initial-scaleプロパティについて
初期のズーム倍率を設定する
1.5を指定した場合は1.5倍に拡大、0.5を指定した場合は半分に縮小して表示する
meta name=”viewport” content=”initial-scale=1.5″
minimum-scale と maximum-scaleプロパティについて
ユーザーがズームできる範囲を指定する(どちらかのみを指定することも可能)
minimum-scale … 最小倍率
maximum-scale … 最大倍率
以下の例だと、0.5倍~2倍の範囲でズームが可能となる
meta name=”viewport” content=”minimum-scale=0.5, maximum-scale=2″
user-scalableプロパティについて
ズーム操作を許可するかどうかを指定する
noを指定すると、ズームの操作が無効になる
meta name=”viewport” content=”width=device-width, user-scalable=no”
あわせて CSS に次のように指定しておく。
body {
-webkit-text-size-adjust: 100%;
}
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