必要な5つの要素

利用するに当たって内部構成を理解しておく

1.HTML

 Webページの構造を決める、マークアップ言語。HTMLとは「HyperText Markup Language」の略です。

 本来、Webページは文章(文字の羅列)をサーバーに乗せるだけで、作者の意図はアクセスした人に伝わります。しかし、これでは味も素っ気も無いモノとなり、徐々にアクセスされなくなっていきます。

 文章の強調したい部分に赤線でマーク(マークアップ)することがよくあります。こうした作者の意図を読者に伝えるための規則が「マークアップ言語」と呼ばれる言語体系として用意されています。

 標準化された言語体系に従って作り上げられたWebページを便宜的にHTMLで作成したと言います。HTML言語だけでWebページは作成できますのでHTMLの利用は必須です。他の言語は必要に応じて採用可否の判断をしてください。

2.CSS

 Webページのレイアウト・デザインを決める、スタイルシート言語。CSSとは「Cascading Style Sheets」の略です。

 HTML言語でWebアプリを作成する際、事前にマークする対象とマークされた結果をスタイルシートと呼ばれるファイルに記述してHTMLとは別の場所に切り離して用意しておきます。CSSを使うことによってWebサイトに統一感が出てきます、特に大勢の人で共同開発する場合には有効な言語です。

 一つのスタイルシートで何事も決めてしまうと個別な修正に対応できなくなります。Cascadingには”段階的”といった意味があります、大局を決めたスタイルシートに局所的に決めたスタイルシートを重ね合わせることができるので、必要に応じて利用する

3.PHP

 Webアプリの構造を組み立てる、プログラミング言語。PHPとは「Hypertext Preprocessor」の略です。

 PHPでプログラミングすることによって、情報処理の流れをコントロールします。Webアプリの中核部分です。プログラムを使って情報をコントロールすることこそがWebアプリには必要です。

 Webアプリの構造を組み立てるにはPHP以外にも複数のプログラミング言語が有ります、自由に選んで使い分けますが、プログラミング言語の利用は必須です。

4.JavaScript(JQuery)

 Webアプリとユーザー(アプリを使う人)とのインターフェースを取り持ち、使い勝手を良くする、プログラミング言語。

 Javaとはコーヒーの名前(何も意味は有りません)、scriptとは簡易なプログラミング言語の意味。JQueryとはJavaScriptでのプログラム開発用に必要な部品を事前に用意して集めたもの。これを利用してプログラム開発の生産性アップを図る。

 CSSでできないデザインやレイアウトをJavaScript(JQuery)では簡単に実現できます。入力途中の文字を判別して画面の一部を変えたりできます。キメ細かなことができるが要否を判断して利用する

5.SQL

 Webアプリで使うデータを保存したり必要に応じて取り出したりする、データベース言語。SQLとは「Structured Query Language」の略です。

 Webアプリはプログラムで判断し、データの保管やデータの取り出しにSQLを利用してデータ操作します。データを管理するためにデータベース管理システムが複数用意されています、自由に選んで使い分けますが、共通して利用されるのはSQL言語となります。

 Webアプリとして動作するためにはデータベースの利用とSQLの利用が必須です。

要約

 必須なのはHTML(これが無ければ何も始まりません)
 次に必要なのはPHP(Program)とSQL(Dstabase)
 使いやすくするにはCSSとJavaScript


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です