アイスブレイク集(悟り系)

(1)めかくしマスゲーム(所要時間:30分、人数:10~20人、準備:不要)

参加者に手を取り合って円陣をつくってもらう。円陣ができたら目をつぶってもらう。ファシリテーターは、「絶対に目をあけないように、全員で正方形を作ってください」と指示する。声は出してよい。できたと思ったら、「できた!」と声をだしてもらう。それではどうぞ!できあがりまでの時間を測り、何分何秒でできたかを提示。正三角形、二等辺三角形、長方形、と形を変えてやってみる。グループ対抗で時間を競ってゲーム感覚でやるのもおもしろい。終了後、言葉によるコミュニケーションの大切さ、適切な言葉を使用することの大切さ、リーダーシップ・フォロアーシップなどを振り返る。

効果

グループワークにおけるリーダーシップ・フォロアーシップ・自主的参加・コミュニケーションなどを体感する。

(2)砂漠生き残り大作戦(所要時間:40分、人数:1グループ6~8名、大人数の場合、グループに分けて実施、準備:ゲーム説明書、15アイテム順位付け表、発表用模造紙、マジック)

1グループ6~8名に分かれ、以下のことが書かれた、ゲーム説明書を配布。

「8月中旬午前10時、あなたの乗っていた飛行機が米国南西部の砂漠に墜落。パイロットは即死。墜落地点は予定飛行ゾーンから約90km離れている模様。また、約100km離れたところに、鉱山のキャンプがあり、作業員がいるらしい。砂漠は今、摂氏40度、正午になれば気温はさらに上昇すると思われる。あたりには砂しか見えない。あなたは、半袖のカジュアルな服装で、奇跡的なことに怪我はなかった。ポケットにはハンカチと、米ドル札が$85、コインにボールペンがある。他の生存者と共に、機体残骸から次の15のものを集めた。皆が無事生き延びるために必要と思われる順に、この15のものをランク付けせよ。」

『コンパス、パラシュート、懐中電灯、人数分のサングラス、45口径銃、本「砂漠の動物たち」、ジャックナイフ、一人当たり一杯の水、食卓用塩、ガーゼと包帯、化粧鏡、ウォッカ2本、ビニールのレインコート、航空地図』

まず始めに、自分で、15アイテムごとの優先順位付けを行う。次に、チーム内で、優先順位付けを行う。最後に、自分で決めた優先順位と、チームで決めた優先順位の得点付けを行い、得点差から、自分ひとりで結論を出した場合と、チームで結論を出した場合の違いを確認する。

効果

得点差が小さい方が、チームのシナジー効果を発揮出来たと言える。この得点差で、チームの良さを引き出すことが出来たかどうかを知ることが出来る。

※他にバリエーション多数あり「月で迷ったゲーム」「サバイバルゲーム」「栄養学教室」・・・

(3)メルヘン大会(所要時間:40分程度、人数6名1グループ、準備:メモ用紙、お伽噺・昔話の資料、発表用模造紙、マジック)

このゲームは、参加者が良く知っているお伽噺や昔話の内容を聞き、絵を見た人が、まず一人に伝え、次々に6人にそれを伝えます。そして6人目の人が伝わった情報(内容と絵)をどのように再現するかを見て、コミュニケーションが、どのように歪曲され、脱落していくかなどを知り、職場等におけるコミュニケーションは、どうあるべきかを考えるものです。同時に、命令や報告の際の確認の大切さを考えさせることも出来る。

(4)目隠し道案内(所要時間:20分程度、人数:10~50人、準備:探索ルートの確保、目隠し)

ペアになってもらう。その一人に目隠しをつけてもらう。相棒が、目隠しをつけた人と手をつなぎ、決められたルートを案内しながら歩く。森の中など頭上や足元に障害物のあるルートがあると理想的。

パートナーを信頼し、コミュニケーションすることの重要性を感じてもらう。

(5)ペーパータワー(所要時間:20分、人数:10~20人、準備:A4サイズの紙)

数人のグループに分け、与えられたA4の紙だけで、できるだけ高いタワーを作ることを競わせる。紙は各グループに30-40枚程度配布する。

タワー作りに入る前に、作戦タイムを10~15分与える。作戦タイムには一枚以上の紙に触れてはいけないと指示する。作成時間は30秒から1分。

楽しく、グループの成果を称えた上で、グループディスカッションのやりかたと、作戦のたてかたをふりかえる。

効果

グループワークにおけるリーダーシップ・フォロアーシップ・自主的参加・コミュニケーションなどを体感する。

(6)スノー・フレーク(所要時間:5分程度、人数:10~20人、準備:A4程度の大きさの紙×人数)

メンバーに紙を配り、各自で二つ折りにする。その紙の一部を切って、また二つ折りにする。この作業を3~4回繰り返したところで、紙を開き、できあがった紙を見比べる。同じ指示で紙を折り・切っても、できた形は人により異なる。多様性を学ぶことにつながる。

(7)ラインナップ(所要時間:10分程度、人数:20~50人、準備:なし)

参加者を複数のグループに分る。スタートの合図とともに、参加者が名前の五十音順になるよう一列に並び替え、その時間を競い合う。次に同じように誕生月日順に並び替え、時間を競い合う。勝った(負けた)要因を振り返る過程で、皆が協力しあうことの大切さや、リーダー、フォロワーの役回りを学んでいく。

(8)流れ星(所要時間:15分程度、人数:10~100人、準備:紙と筆記用具)

参加者に紙と筆記用具を配り、ファシリテーターの言葉(例:流れ星、竜巻)を絵にしてもらう。質問は受け付けない。

効果

一方通行のコミュニケーションによって生まれる、受け手の多様性を感じる

(9)キャッチボール(所要時間:20分程度、人数:10~50人、準備:なし)

全員で輪になり、相手にアイコンタクトを送ってから仮想のボールを投げて受け取ってもらう。ボールの数をだんだん増やしていくと面白い。非言語コミュケーションや双方向のコミュケーションを学ぶ。


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