プロポーザル手順

ポイントは
  ・相手側の立場や理解度に合わせた内容にする
    専門用語や表現には注釈を入れておく
    書面になって回覧されることも考慮に入れておく
  ・簡潔な短い文章で記述する

以下の手順で進める
  (1)プロポーザル場面の設定
    提案の対象者を選定し、日時と場所を決める
      ・提案範囲の決定
        課題解決策の提案
          受け入れにくい提案の場合にはこれだけに止める
        実行計画の提案
          比較的提案を受け入れ易い相手のの場合には同時に提案する
      ・提案対象者の設定
        企画内容の実行を決済できる代表者を設定する
          事前に決まっている場合にはよく確認する
          段階に分かれて順々に提案する場合もある
      ・日時・場所の決定
        互いに調整して決める

  (2)プロポーザル資料の作成
    企画した内容を提案書にまとめ、事例やデモツールを用意する
      ・提案骨子の作成
        章立てと各章の要点を整理する
          システム化の背景・目的
            何のために何をシステム化するのかを整理する
            材料は「ユーザーニーズ」、この把握が重要
          解決すべき問題・課題
            目的を実現するために解決すべき問題・課題をまとめる
            材料は「原稿業務の問題点」、「洗い出された課題」
          課題解決のポイント
            問題解決のための業務やシステムの変更点や注意点を表す
            材料は「改善ポイント」、「リスクと対策」
          課題の解決策
            解決策となる業務やシステムの内容と期待効果を表す
            材料は「解決策」、「期待効果」、そのものを利用する
          解決策の実行計画
            解決策をどうやって実行に移していくかを表現する
            材料は「作業項目、推進体制、スケジュール、コスト」

      ・提案書の作成
        骨子を元に企画内容を提案書にマトメていく
          システム化の背景・目的
            図式化して表現する、数値項目も散りばめる
          解決すべき問題・課題
            図式化して表現する、数値項目も散りばめる
          課題解決のポイント
            影響を及ぼす業務やシステムへの注意点を簡潔に表現する
          課題の解決策
            現状の問題点と解決策とを対比させて表現する
      ・事例やツールの準備
        必要に応じて準備する

  (3)提案の実施
      ・提案の実施
        特に理解を示して欲しい点を決めておく
          事例や状況説明を組み込み、理解したことを確認していく
        読み上げる内容と読み飛ばす内容を区別する
          全て読み上げる必要は無い
        個別に分割して質疑応答を行う
          飽きさせない効果が有るが、間延びする可能性もある
        相手の反応を確認する
          どの点が合意されたか、合意されなかったかを確認する
      ・提案後のフォロー
        合意されなかった点を確認・分析しフォローする
          内容が駄目なのか、プレゼンの仕方が駄目なのかを切り分ける


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