資料作成の4ステップ
(1)キーメッセージの設定
聞き手に理解・納得してもらいたい点を決める
プレゼン終了時点で、聞き手はどんな気持ちになればよいかを考える
3つのタイプで考える
・政策メッセージ
「~すべきである」、「~する必要がある」と行動を働きかける
・評価メッセージ
ある事項に対して評価や見解を述べる、行動は期待せず主張を述べるだけ
・事実メッセージ
単なる事実を述べる
(2)論理を組み立てる
理解・納得するための客観的な根拠で論理を組み立てる
論理は階層的に構築・展開する・・・キーメッセージを頂点としたツリー構造を考える
漏れや重複を防ぐ・・・最下層のメッセージを1枚のプレゼン資料にする
・政策メッセージ
必然性を強調する(デメリットの排除や課題の解決)
効用を強調する(メリットに繋げる)
実現可能性を強調する(現実的なコスト、スケジュール、方法)
・評価メッセージ
聞き手の視点で評価の基準を用意する・・・全ての情報を考慮し推測する必要がある
・事実メッセージ
事実を漏れなく示せばよい
(3)ストーリーを構築する
特に強調すべき点を洗い出し、話の流れを組み立てる
全ての根拠をストーリーに盛り込まない
聞き手にとって価値の高い根拠とインパクトの強い根拠に絞る
根拠を示す順序に工夫を施す
最初の1分~2分で聞き手の興味を喚起する
(4)資料を作成する
ストーリーに従って、メッセージや根拠を文章や図表で表す
重要な情報を目立たせる(余計なメッセージは入れない、3項目程度に絞る)
分かり易く表現する(レイアウトや言葉使いに注意する、目次を必ず用意する)
コメントを残す