(1)四コマ漫画(所要時間:10~15分程度、人数:20~100人、準備:四コマ漫画)
事務局が多数の四コママンガを用意し、一コマずつ切り離して袋などに入れておく。参加者が無作為に一コマずつ引き、自分の片割れのコマを持っている人を探してストーリを完結させるゲーム。多人数から4人ごとなどのグループ編成を楽しくやるときに効果的。
(2)ワン・ワード(所要時間:15分程度、人数:10~20人、準備:不要)
ファシリテーターが、テーマを参加者に告げる(例:ファシリテーション)。各自それについて一つの単語を連想する。参加者が順番にその単語を紹介し、次々と前の人の単語を使ってつながりのあるコントを即興で作っていく。
効果:他人の話をよく聴くことの重要性に気づく。即興力を養う。即興の面白さで場をほぐす。他人の発言を受容する。
(3)動作の足し算(所要時間:15分程度、人数:10~20人、準備:不要)
参加者全員がお互いが見えるように立つ。一番目に指名された人がある動作をする。全員でそれをまねる。二番目の人は、その動作に次の動作を加える。全員でそれをまねる。三番目以降も、覚えている範囲で、それまでの動作をまね、新しい動作を加える。
効果:からだの緊張をほぐし、リラックスした気分をつくる。他人を受け入れる環境をつくる。
(4)言葉の足し算(所要時間:15分程度、人数:10~20人、準備:不要)
ファシリテーターが、適当なテーマを参加者に告げる(例:ファシリテーション)。第一番目の参加者は、同じ言葉を繰り返した後、自分の言葉を加える。二番目の人は、前二つの言葉を繰り返した後で、自分の言葉を加える。三番目以降も、それまでの言葉を覚えている限り繰り返した上で、自分の言葉を加える。
効果:他人の話をよく聴くことの重要性に気づく。即興力を養う。即興の面白さで場をほぐす。他人の発言を受容する。
(5)ジャンケンミリオネアー(所要時間:5~15分程度、人数:100人以上でも可、準備:不要)
参加者に100円ずつ出してもらう。パートナーを見つけ、自己紹介した上でジャンケンする。勝った方が、その百円をもらって、次のパートナーを探す。これを繰り返して、最後に残った二人がみんなの前でジャンケンし、雌雄を決する。大変盛り上がります。知らない人の多い大パーティー向き。この後に立食パーティーなどがあると、ジャンケンした人たちが話しやすい。
数十人から200人規模でやれる。
(6)地図を作ろう(所要時間:5~15分程度、人数:10~50人、準備:不要)
出身地を代表する形で全員がフロアーに地図を描くように立つゲーム。北海道出身者が右上のコーナーに立てば、本州の人は部屋の中央部にといった具合。リーダーはどこにどう地図を描くという指示はださない。参加者のコミュニケーションのもとに地図ができるようにする。時間を計ると適度な緊張感が生まれて楽しい。同じ出身地の人が見つかり盛り上がる。
(7)グループキャラを探せ(所要時間:20~30分程度、人数:10~50人、準備:不要)
血液型、生まれた順(長男女、次男女、末っ子、一人っ子)、生まれた季節(春夏秋冬)、出身地、などでグループを作る。各グループに話し合ってもらって特徴を書き出してもらう。
(8)チームブレーンストーミング(所要時間:20~30分程度、人数:10~50人、準備:紙と筆記用具)
記録係を各チーム一人ずつ決め、ファシリテーターの出した質問に答えるアイディアを記録してもらう。質問例:丸いもの、休日で思いつくこと、赤いもの、スピード違反の言い訳、遅刻の言い訳、などなど、面白い質問を工夫すると盛り上がる。
(9)キャッチ(所要時間:5分程度、人数:10~20人、準備:不要)
円をつくり、左手の人差し指を左側の人の胸の前に差し出す。差し出された指をいつでもつかめるよう、右手を開いて構える。リーダーの「キャッチ!」の合図(フェイントあり)とともに、左指はつかまれないように下に逃げ、右手は隣の人の指をつかめるように閉じる。このゲームを、右と左を交代したり、メンバーが自由に号令をかけたりして繰り返す。
(10)体でアンケート(所要時間:10分程度、人数:何人でも、準備:不要)
会場の中で、例えば窓側を100%YES、通路側を0%にして、ファシリテーターの質問に対する解答を、立位置で表現する。
質問例:
- ワークショップは得意か?
- 理想のファシリテーターにどれくらい近づいているか?
- 今日のワークショップをどれくらい楽しみにしているか?
(11)手のひら催眠術(所要時間:15分程度、人数:何人でも、準備:不要)
ペアになって、相手の手の平の動きに顔(体)を追従させていく。体をほぐすと同時に、人をコントロールする(される)ことを体感する。
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