カテゴリー: Windows8.1

  • userホルダーの移動

    userホルダー(ユーザアカウント)をCドライブから他のドライブに移す
      userホルダー自体は移せないので、配下の個別ホルダーを移動させる
      個別ホルダーのプロパティーに「場所」のタブが有れば移動できるホルダーです
        但し、手順を間違えない様に進めること
        上手くいかずに手順を間違えたと思ったら、全てを元(標準)に戻してからやり直す

      (1)保管場所を移すメリット
        ・システムの安定化
          Cドライブがスリムになるため、多少なりともシステムの安定化につながる
        ・デフラグ時間の短縮化
          Cドライブがスリムになるため、デフラグ時間が短くなる
        ・マイドキュメント等のデータが消えない
          Cドライブのリカバリを行った際にマイドキュメント等のデータは消えない
        ・Cドライブの容量不足の解消
          単純にハードディスクの使用量が減少する
        ・バックアップ時間の短縮化
          Cドライブがスリムになるため、バックアップ時間が短くなる

      (2)事前の準備
        ・管理者権限を有するアカウントを事前に用意しておく
          さらにユーザ権限のアカウントも事前に用意し、ログインを一度しておく
            ログインすることによって、Cドライブ(元)にユーザアカウントホルダーが作成され
            移動しようとする元ホルダー類が既に出来上がっている状態にする
        ・Dドライブ(先)にホルダーを用意する
          この後の手順の中で自動的にホルダーを作成する機能があるが
          見分けが付くように、userホルダーの配下にユーザアカウントホルダーを作成する
          元のuserホルダーと同じ構成にしておく

      (3)所有者権を設定する(管理者で実施する)
        該当ファイルを右クリック → プロパティをクリックする
        「セキュリティ」タブ → 「詳細設定」をクリック
        「・・・・・・のセキュリティの詳細設定」画面を確認 → 「変更」をクリック
        「ユーザーまたはグループの選択」画面を確認 → 「詳細設定」をクリック
          ※「所有者」が表示されていないことを確認
        「検索」をクリック、一覧から所有権を付けたいユーザーまたはグループを選択する
        これでファイルの所有者が決定される

      (4)アクセス権を設定する(管理者または所有者で実施する)
        該当ファイルを右クリック → プロパティをクリックする
        「セキュリティ」タブ → 「詳細設定」をクリック
        「・・・・・・のセキュリティの詳細設定」画面を確認 → 「追加」をクリック
        「ユーザーまたはグループの選択」画面を確認 → 「詳細設定」をクリック
          ※「所有者」が表示されていることを確認
        「追加」をクリック
        「・・・・・・アクセス許可」画面を確認 → 「プリンシパルの選択」をクリック
        「ユーザーまたはグループの選択」画面を確認 → 「詳細設定」をクリック
        「検索」をクリック、一覧からアクセス権を付けたいユーザーまたはグループを選択する
          選択するモノとして
            administrators(管理者グループ)
            system
              ※決してUsers(標準ユーザーグループ)は選択しない
            許可したいユーザ(標準ユーザー)
        「OK」で先に進むと、再度「アクセス許可の選択」画面に戻る
        「基本のアクセス許可」欄から許可するアクセス権限を選択する
        これでファイルのアクセス権が決定される

      (5)移動の手順(管理者または所有者で実施する)
        ・元のホルダーのプロパティーを開きます
          「場所」タブ → 「移動」をクリック
          先のホルダー名をセット → 「フォルダの選択」をクリック
          「適用」をクリック
        ・「フォルダーの移動」画面を確認
          全てのデータを移すことにして先に進む
        ・以上でデータの移動が完了する
          先のホルダーに全件移動したことを確認して作業は終了する

      (6)移しておくべきホルダー類
        ・マイドキュメント
        ・アドレス帳
        ・お気に入り
        ・ダウンロード
        ・デスクトップ
        ・マイピクチャ
        ・マイミュージック
        ・リンク
        ・検索
        ・保存したゲーム

  • 復元・回復の実行

    不測の事態が生じた場合、システムを復元・復旧させる
      以下の事例は、自ら試したことはなく、全て他からの情報の受け売りです

      合わせて、復元・回復の準備を参照願います

    (1)復元ポイントから復元する
      あらかじめ作成しておいた復元ポイントの状態までWindowsのシステムファイルやレジストリ等を戻す
        ・コントロールパネル → 「システムとセキュリティ」 → 「シテム」をクリックする
          左サイドの「システムの保護」をクリックし「システムのプロパティ」画面を確認する
          「システムの復元」をクリックする
          順次、先に進んで確実・間違いのない復元ポイントを選ぶこと
            「影響を受けるプログラムの検出」を使って影響範囲等を確認する
            復元ポイント作成期日や短いコメント等を頼りに確認する

    (2)システムバックアップの媒体から回復する
      あらかじめ作成しておいたシステムバックアップの媒体を使用してシステムドライブを戻す
        Windowsが起動しない場合には、回復用USBを使ってシステムを起動させてから作業を行う
        USBからの起動方法については事前に知識として準備しておく
        ・USBから起動した場合
          「キーボードレイアウトの選択」画面 → 「MicrosoftIME」 → 「トラブルシューティング」
        ・通常に起動した場合
          「電源ボタン」クリック → 「再起動 + shiftキー」 → 「トラブルシューティング」
        ・「トラブルシューティング」画面を確認
          「詳細オプション」 → 「イメージシステムを回復」→ 「Windows8.1」と進む
        ・順次、先に進んでシステムを回復する
          USBは付けたまま再起動させ、切り替わったところで抜き取れば良い

    (3)システム回復用の媒体から回復する
      あらかじめ作成しておいたUSBの回復用媒体を使用してシステムが起動する状態に戻す
      USBからの起動方法については事前に知識として準備しておく
        ・「キーボードレイアウトの選択」画面を確認する
          「MicrosoftIME」 → 「トラブルシューティング」 → 「詳細オプション」と進む
        ・「詳細オプション」画面を確認する
          「システムの復元」 → 「Windows8.1」と進む
        ・順次、先に進んでシステムを回復する
          USBは付けたまま再起動させ、切り替わったところで抜き取れば良い

  • 復元・回復の準備

    システムドライブが確定した状態で、今後の不測の事態に備える
      以下の様な事態に備える
        ・Windows8.1は動いており、HDDが破壊されている場合
          破壊されているファイル(ドライブ)を戻せば復旧する
        ・Windows8.1が動かない場合
          OS自体を別の媒体から動かして、HDDも含めて復旧する

      合わせて、復元・回復の実行を参照願います

    (1)復元ポイントを用意する
      新しいソフトのインストールによる、レジストリーやシステムファイルの破壊に備える
        通常はPC内のローカルディスクに復元ポイントを作成する
          復元するには、電源が入りWindows8.1が動いている必要がある
        簡単に手早くレジストリーやシステムファイルを元の状態に戻すことができる
      ・コントロールパネル → 「システムとセキュリティ」 → 「シテム」をクリックする
        左サイドの「システムの保護」をクリックし「システムのプロパティ」画面を確認する
        後は「作成」ボタンを押して、復元ポイントを作成する

    (2)システムドライブのバックアップを取る
      Cドライブ(システムドライブ)の一部が破損した場合に備える
        回復するには、電源が入りWindows8.1が動いている必要がある
      ・コントロールパネル → 「ファイル履歴・・・コピーを保存」をクリックする
      ・「ファイル履歴」画面を確認し
        左下の「システムイメージバックアップ」をクリックする
      ・「システムイメージの作成」画面を確認し
        保存先を選んで「次へ」
      ・バックアップ対象のドライブを指定する(以下は代表例)
        システムドライブ(通常は「C」ドライブ)
        EFIシステムパーティション
        Windows回復環境
      ・「バックアップの開始」をクリックしてバックアップ作業が始まる
        【WindowsImageBackup】というホルダーが出来上がれば作業は完了

    (3)システム回復用の媒体を作成する
      Windowsシステムが起動しなくなった場合に備える
        PCの電源は入るが、全く動かなくなった時に有効である
        Windows8.1からはDVD媒体ではなくUSB媒体に取得する様になる
          復元方式をSurfaceの標準装備形態(DVD非装備)に合わせたと思われる
          容量は8GB以上を要求される(必ず準備すること)
      ・コントロールパネル → 「ファイル履歴・・・コピーを保存」をクリックする
      ・「ファイルの履歴」画面を確認し
        左下の「回復」をクリックする
      ・「回復」画面を確認し
        「回復ドライブの作成」をクリックする
      ・「回復ドライブの作成」画面を確認する
        リカバリ専用のドライブがある場合
          「回復パーティション・・・コピーします」にチエックを入れて「次へ」
        リカバリ専用のドライブがない場合
          なにもせずに「次へ」
      ・「回復ドライブの作成」画面で
        「USBフラッシュドライブの選択」を確認し回復ドライブを指定して作成する
        回復パーティションからのコピーだと目安として4GB程度必要(事前に確認すること)

  • パーティション分割

    パーティション分割のメリット
      パーティション毎のバックアップ時間が短縮できる
        復旧時間も同様に短縮できることになる
      システムとデータを分けて管理する事ができる
        分けることによって、バックアップ作業や復旧作業が単純化される

    分割の手順
      (1)コントロールパネル → システムとセキュリティ → 管理ツール →
          ハードディスク パーティションの作成とフォーマット をクリックする

      (2)「ディスクの管理」を確認し、分割したいドライブを右クリック、「ボリュームの縮小」をクリックする
        大きな領域から、必要な領域を切り出して新しいドライブを作り出すのが主目的
          もしくは、小さな領域に付け足して、より大きな領域にもできる
          「未割り当て」領域を作り出せれば
            それを新しいパーティションにすることも、別のパーティションに組み込むこともできる

    パーティション分割(1)
    「ディスクの管理」画面

      (3)「(ドライブ文字)の縮小」画面が表示される
        [縮小する領域のサイズ]に新しいドライブに割り当てる大きさを指定し、[縮小]をクリックする
          ※縮小する領域のサイズとは、新しく切り出すディスクのサイズのこと
          ※元のディスクから切り出すのだから元のディスクは縮小されるということ

      (4)「未割り当て」の領域が表示されている
        「未割り当て」の領域で右クリック → 新しいシンプル ボリューム をクリックする

    パーティション分割(2)
    未割り当て

      (5)「新しいシンプル ボリューム ウィザード」画面が表示される
        新しいパーティションのサイズ、ドライブレターをセット、フォーマッティングを行う
        フォーマッテrィングの完了で、パーティションの出来上がり

  • 「デスクトップアプリ」と「ストアアプリ」

    Windows8.1を起動すると下記のような【スタート画面】が表示される

    Windows_8_Start_UI.svg
    モダン UI

    上記の【スタート画面】を【Modern UI】と呼ぶ
      【Modern UI】とはMicrosoft社が作り出したユーザインタフェースで
         Windows Phone や Windows 8 以降に採用されたタッチ型のユーザインタフェース

      ここからアプリケーションソフトを動かしていく
        ・デスクトップアプリ
          デスクトップ画面上で実行されるアプリ(従来と変わらない使い方)
          従来のWindowsで使用されてきたもの

        ・ストアアプリ
          Windows 8から新しく導入されたアプリ
          タッチ操作を前提としており、マウス操作でも動く
          アプリを起動させるとフルスクリーンで表示され、統一されたシンプルな画面表示になっている
          まだまだ数が少ない・・・・・・PCにタッチ操作が馴染まないので普及するのはかなり先ではないか
            標準搭載として「天気」「ニュース」「地図」「フォト」「ミュージック」「ビデオ」「ストア」等

        今後は
          Windows8.1でデスクトップアプリを利用しつつ
          ストアアプリの充実を待つ

        アプリを購入する場合はMSアカウントでサインインする必要がある
          購入したアプリの情報はサインインしたMSアカウントに紐付けられ共有される

  • アカウントの切替

    サインインしているアカウントがどちらかを確認する
      チャームから 設定 → PC設定の変更 → アカウント → お使いのアカウント
        ・マイクロソフト(MS)アカウントでサインインしている場合は
          ユーザー名とメール アドレスがアカウント画像の上に表示される

        ・ローカル アカウントでサインインしている場合は
          名前の下に【[ローカル アカウント】 という文字と[MSアカウントに関連付ける] リンクが表示される

    MSアカウントからローカルアカウントへの切替
      サインインしているアカウントを確認後、「関連付けを解除する」をクリックする
        「ローカルアカウントへの切り替え」が表示される、パスワード認証を経て
        ローカルアカウントのユーザー名、パスワードを入力する
        サインアウトし、改めてローカルアカウントでサインインする

    ローカルアカウントからMSアカウントへの切替
      サインインしているアカウントを確認後、「MSアカウントに関連付ける」をクリックする

        ・既存のMSアカウントにする
          既にMSアカウントを取得しているので
          他のサービスにサインインする際に使うメール アドレスとパスワードを入力する

          [次へ]と進む
        ・好みのメール アドレスでMSアカウントを新規登録する
          [新しいアカウントの作成] をクリックして先に進む

        ・新しいメール アドレスを取得して、これをMSアカウントとして新規登録する
          [新しいアカウントの作成] をクリックして先に進む

  • 「ローカルアカウント」と「マイクロソフトアカウント」

    PC購入時の初期設定においてアカウントの使い分けが気になることがある
      迷わず、ローカルアカウントを使って兎に角作業を先に進めること
        従来のユーザアカウントと同じ考え方なので迷わずローカルアカウントで作業を先に進める
          最初に、マイクロソフトアカウントでの初期設定を勧められるのだが
          「Microsoft アカウントでサインインしない(D)」をクリックして先に進む
          さらに「ローカル アカウント(L)」をクリックしてアカウントを登録する
          この時のアカウントには管理者権限が付与される(従来と変わり無し)
      初期設定のアカウント登録作業が一段落した時点で、アカウントの変更や追加を行う

    ローカルアカウント
      ユーザー名とパスワードで、PCを使用するユーザを識別する
      ユーザアカウントともよばれ、PC起動時のログイン情報として使用する
      管理者権限を有するユーザによって、追加・削除・修正される

    マイクロソフトアカウント
      電子メールアドレスとパスワードで個人を識別する
        PCに登録するが、実際はPC上ではなく外部のMSサービスサイトに登録される
      マイクロソフトが提供するWebサービスへのサインイン時に使用する
        複数のパソコンでアカウントを共有でき、異なるPC間で環境の同期が図られる
          ローカールにインストールするアプリケーション
            ・Windows Live Mail
            ・フォト ギャラリー
            ・ムービー メーカー
            ・メッセンジャー 等
          Web上で使うアプリケーション
            ・OneDrive
            ・Hotmail
            ・Xbox
            ・Skype
            ・Windows Phone 等

        同期できる設定項目
          「Windows」+「I」を押し、「PCの詳細設定」 → 「PCの設定」の「PC設定の同期」で制御する
            ・パーソナル設定・・・・・・色、背景、ロック画面、アカウントの画像など
            ・デスクトップのパーソナル設定・・・・・・テーマ、タスク、バーなど
            ・簡単操作・・・・・・ハイ コントラスト、ナレーター、拡大鏡など
            ・言語設定・・・・・・キーボード、その他の入力方式、表示言語など
            ・アプリ設定・・・・・・アプリ一覧、購入一覧など
            ・ブラウザー設定・・・・・・履歴、ブックマーク、お気に入りなど
            ・その他の Windows 設定・・・・・・エクスプローラーとマウスの設定など
            ・サインイン情報・・・・・・アプリ、WEB サイト、ネットワーク、ホームグループなど

    最後に
      Windows8 .1を使用するからといって、マイクロソフトアカウントを使う必要はない
        MicrosoftのWebサービスやMicrosoftストアを使用する場合は
          確実に必要なので、その時点でMSアカウントを取得すれば良い
        PC間での項目の同期が便利だと気付いた場合は
          その時点でマイクロソフトアカウントに切り替えれば良い

        切替方法はアカウントの切替を参照

      新規購入PCの設定について
        複数のユーザ使用を前提にして、ローカルアカウントの設定を行ってからPCの使用を開始する
        PCを使い始めてから、必要になったらMSアカウントに切り替える