かつては敬遠されていたHTML形式のメール、現在はどういった認識で使われているか
1.メリット
・ホームページのように表現できるので視覚的に内容が伝えやすい
画像を自由に配置でき、文字の大きさや色の変更も自由に設定できる
ビジネスメールよりメールマガジンや企業からのお知らせ等に多用される
・受信者のアクセスの解析に使える
メール内のURLリンクにパラメータを埋め込むことができる
クリックされた項目から受信者の興味等が把握できる
メールでのマーケティングに適している
2.デメリット
・HTML形式のメールを読まない受信者がいる
テキストで読む受信者がいる
表示画面が崩れると読み飛ばす受信者がいる
対策として、テキスト本文とWEB画面の両方を送信する
・HTMLを記述する知識が必要となる
複数のサイトから同時配信するには面倒
専用のWEBアプリを使って容易に作成・送信するサービスがある
・メールサイズが大きくなる
画像を添付するとその分メールサイズが大きくなり、サーバに負荷をかける
受信者のメールボックスの容量を圧迫する
画像のダウンロードにも時間が掛かる
画像をリンク形式で送っても受信者がクリックしない限り読み込まれない
・スパムメールに利用される
ホームページ風に表示するということはURLリンク等を騙すことができる
クリックし詐欺サイトへ誘導されてしまう
普段知らないところか来たメールは、必ずテキスト文で表示し確認する
3.現状
昔から「HTMLメールは危険です」と言われ続けている
現在でもHTML形式のスパムメールは非常に多い
さらに年々巧妙なメールが出現している
WEB形式の綺麗な画面を送ることで
送信者の意図をアピールするには有効な手段である
不審者からのHTMLメールを受信したら要注意
信頼関係を築いた方にはHTMLメールの許可を得てから送る
コメントを残す