情報セキュリティに関する注意喚起(IPA)

8月6日(水)にIPAより以下の注意喚起が行われた
  夏休みにおける情報セキュリティに関する注意喚起

上記のサイトから
  「システム管理を担当されている方」と「企業でパソコンを利用される方」をカット
  「ご家庭でパソコンを利用される方」と「スマートフォン、タブレットを利用される方」を抜き出した

(1)家庭でパソコンを使用する方の対策
  インターネットバンキング利用時の注意
    ・ウイルスに感染してしまったことが原因で、不正送金の被害に遭うケースが増えている
      感染を防ぐために、OSと各種ソフトウェアは常に最新の状態で使う
    ・金融機関が、第二認証情報(乱数表や合言葉など)の入力を利用者に求めることはない
      入力を促す画面が表示された場合は、絶対に情報を入力しない
    ・通常の利用時と異なる入力の要求があった場合は、サービス提供元に電話(メール等)で確認する
      表示されている内容でなく、契約時に使用した内容(電話、メール)を使用する

  最新バージョンの利用や修正プログラムの適用
    ・使用しているパソコンのOSに修正プログラムを適用し、最新のバージョンに更新する
      Windowsユーザーは「Microsoft Update」を利用する
    ・使用しているパソコンのアプリケーションソフトにも修正プログラムを適用する
      セキュリティソフトのパターンファイルを常に最新の状態にする

  USBメモリ等の取り扱いの徹底
    ・所有者が不明もしくは自身が管理していない外部記憶媒体は自身のPCに接続しない
      逆に自身が管理していないPCに自身の外部記憶媒体を接続しない

  必要データのバックアップの推奨
    ・PCが動かなくなってしまう場合に備え、必要なデータは外部記憶媒体等へバックアップする
      ファイルやフォルダが暗号化され、元に戻せなくなる場合もある

  情報取扱いルールの徹底
    ・Winny等の共有ソフトを使っているPCが暴露ウイルスに感染すると
      PC内に保存してあるファイルがインターネット上に流出する
      業務データを扱ったPCでWinny等のファイル共有ソフトを使うのは止める
      家族と共用しているPCの場合、家族が使えば情報漏えいする可能性がある

  SNS利用上の注意
    ・SNSを悪用して個人情報を収集したり、ウイルスに感染させようとする
      他人のページ等に書かれているURLを不用意にクリックしない
      Twitterでは不用意に“短縮URL”をクリックしない
      情報発信する場合は自身の情報公開の範囲を確認する

  ウェブサイト利用時の注意
    ・ウェブサイト利用時の規約をよく読み、利用するかどうかを判断する
      利用規約内に料金が明示されていれば、それ以上先に進まない

  パスワード管理の徹底
    ・複数のインターネットサービスで同じIDやパスワードを使わない
      異なるパスワードに変更する

(2)スマートフォン、タブレットを利用される方の対策
  スマートフォン、タブレット使用ルールの徹底
    ・アプリには、内部の情報を窃取するものが存在する
      個人利用の場合は、所属する組織の業務規程に従う

  スマートフォン、タブレット使用時の注意
    ・不正アプリのインストールを防ぐためには
      パソコンと同様に信頼できない場所からアプリをダウンロードしない
      アプリのインストールする際には「パーミッション」の一覧には必ず目を通す
        疑問に感じた場合には、アプリのインストールを中止する
    ・スマートフォンやタブレットを机などに置いたままでその場を離れない
      パスワードロック機能を必ず有効にし、1分程度の短い時間でロックする

  セキュリティアプリの導入
    ・偽のアプリをインストールしてウイルスの感染被害に遭う場合がある
      Android OSのスマートフォンやタブレットの利用者はセキュリティアプリを導入する


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