userホルダー(ユーザアカウント)をCドライブから他のドライブに移す
userホルダー自体は移せないので、配下の個別ホルダーを移動させる
個別ホルダーのプロパティーに「場所」のタブが有れば移動できるホルダーです
但し、手順を間違えない様に進めること
上手くいかずに手順を間違えたと思ったら、全てを元(標準)に戻してからやり直す
(1)保管場所を移すメリット
・システムの安定化
Cドライブがスリムになるため、多少なりともシステムの安定化につながる
・デフラグ時間の短縮化
Cドライブがスリムになるため、デフラグ時間が短くなる
・マイドキュメント等のデータが消えない
Cドライブのリカバリを行った際にマイドキュメント等のデータは消えない
・Cドライブの容量不足の解消
単純にハードディスクの使用量が減少する
・バックアップ時間の短縮化
Cドライブがスリムになるため、バックアップ時間が短くなる
(2)事前の準備
・管理者権限を有するアカウントを事前に用意しておく
さらにユーザ権限のアカウントも事前に用意し、ログインを一度しておく
ログインすることによって、Cドライブ(元)にユーザアカウントホルダーが作成され
移動しようとする元ホルダー類が既に出来上がっている状態にする
・Dドライブ(先)にホルダーを用意する
この後の手順の中で自動的にホルダーを作成する機能があるが
見分けが付くように、userホルダーの配下にユーザアカウントホルダーを作成する
元のuserホルダーと同じ構成にしておく
(3)所有者権を設定する(管理者で実施する)
該当ファイルを右クリック → プロパティをクリックする
「セキュリティ」タブ → 「詳細設定」をクリック
「・・・・・・のセキュリティの詳細設定」画面を確認 → 「変更」をクリック
「ユーザーまたはグループの選択」画面を確認 → 「詳細設定」をクリック
※「所有者」が表示されていないことを確認
「検索」をクリック、一覧から所有権を付けたいユーザーまたはグループを選択する
これでファイルの所有者が決定される
(4)アクセス権を設定する(管理者または所有者で実施する)
該当ファイルを右クリック → プロパティをクリックする
「セキュリティ」タブ → 「詳細設定」をクリック
「・・・・・・のセキュリティの詳細設定」画面を確認 → 「追加」をクリック
「ユーザーまたはグループの選択」画面を確認 → 「詳細設定」をクリック
※「所有者」が表示されていることを確認
「追加」をクリック
「・・・・・・アクセス許可」画面を確認 → 「プリンシパルの選択」をクリック
「ユーザーまたはグループの選択」画面を確認 → 「詳細設定」をクリック
「検索」をクリック、一覧からアクセス権を付けたいユーザーまたはグループを選択する
選択するモノとして
administrators(管理者グループ)
system
※決してUsers(標準ユーザーグループ)は選択しない
許可したいユーザ(標準ユーザー)
「OK」で先に進むと、再度「アクセス許可の選択」画面に戻る
「基本のアクセス許可」欄から許可するアクセス権限を選択する
これでファイルのアクセス権が決定される
(5)移動の手順(管理者または所有者で実施する)
・元のホルダーのプロパティーを開きます
「場所」タブ → 「移動」をクリック
先のホルダー名をセット → 「フォルダの選択」をクリック
「適用」をクリック
・「フォルダーの移動」画面を確認
全てのデータを移すことにして先に進む
・以上でデータの移動が完了する
先のホルダーに全件移動したことを確認して作業は終了する
(6)移しておくべきホルダー類
・マイドキュメント
・アドレス帳
・お気に入り
・ダウンロード
・デスクトップ
・マイピクチャ
・マイミュージック
・リンク
・検索
・保存したゲーム
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