「ローカルアカウント」と「マイクロソフトアカウント」

PC購入時の初期設定においてアカウントの使い分けが気になることがある
  迷わず、ローカルアカウントを使って兎に角作業を先に進めること
    従来のユーザアカウントと同じ考え方なので迷わずローカルアカウントで作業を先に進める
      最初に、マイクロソフトアカウントでの初期設定を勧められるのだが
      「Microsoft アカウントでサインインしない(D)」をクリックして先に進む
      さらに「ローカル アカウント(L)」をクリックしてアカウントを登録する
      この時のアカウントには管理者権限が付与される(従来と変わり無し)
  初期設定のアカウント登録作業が一段落した時点で、アカウントの変更や追加を行う

ローカルアカウント
  ユーザー名とパスワードで、PCを使用するユーザを識別する
  ユーザアカウントともよばれ、PC起動時のログイン情報として使用する
  管理者権限を有するユーザによって、追加・削除・修正される

マイクロソフトアカウント
  電子メールアドレスとパスワードで個人を識別する
    PCに登録するが、実際はPC上ではなく外部のMSサービスサイトに登録される
  マイクロソフトが提供するWebサービスへのサインイン時に使用する
    複数のパソコンでアカウントを共有でき、異なるPC間で環境の同期が図られる
      ローカールにインストールするアプリケーション
        ・Windows Live Mail
        ・フォト ギャラリー
        ・ムービー メーカー
        ・メッセンジャー 等
      Web上で使うアプリケーション
        ・OneDrive
        ・Hotmail
        ・Xbox
        ・Skype
        ・Windows Phone 等

    同期できる設定項目
      「Windows」+「I」を押し、「PCの詳細設定」 → 「PCの設定」の「PC設定の同期」で制御する
        ・パーソナル設定・・・・・・色、背景、ロック画面、アカウントの画像など
        ・デスクトップのパーソナル設定・・・・・・テーマ、タスク、バーなど
        ・簡単操作・・・・・・ハイ コントラスト、ナレーター、拡大鏡など
        ・言語設定・・・・・・キーボード、その他の入力方式、表示言語など
        ・アプリ設定・・・・・・アプリ一覧、購入一覧など
        ・ブラウザー設定・・・・・・履歴、ブックマーク、お気に入りなど
        ・その他の Windows 設定・・・・・・エクスプローラーとマウスの設定など
        ・サインイン情報・・・・・・アプリ、WEB サイト、ネットワーク、ホームグループなど

最後に
  Windows8 .1を使用するからといって、マイクロソフトアカウントを使う必要はない
    MicrosoftのWebサービスやMicrosoftストアを使用する場合は
      確実に必要なので、その時点でMSアカウントを取得すれば良い
    PC間での項目の同期が便利だと気付いた場合は
      その時点でマイクロソフトアカウントに切り替えれば良い

    切替方法はアカウントの切替を参照

  新規購入PCの設定について
    複数のユーザ使用を前提にして、ローカルアカウントの設定を行ってからPCの使用を開始する
    PCを使い始めてから、必要になったらMSアカウントに切り替える


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