高齢者用住宅の種類
大きく「要介護者用」と「自立者用」の2つに分類されます
※実際には各々施設等で条件が異なりますので、直接施設等に問い合わせてください
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①有料老人ホーム
老人を入居させ、入浴・排せつ・食事の介護、食事の提供、洗濯・掃除等の家事、健康管理を
提供することを目的とする施設
下記の3種類に細かく分類される
介護付有料老人ホーム
ホームの職員が介護サービスを提供する
有料老人ホーム「住宅型」
ホームの職員は介護サービスを提供せず、
入居者が要介護状態となった場合は
入居者自らが外部の介護サービス事業者と契約して介護サービスを利用する
有料老人ホーム「健康型」
ホームの職員は介護サービスを提供せず、
介護が必要となった場合には契約を解除して退去する
②サービス付き高齢者向け住宅
民間事業者が運営するバリアフリー対応の賃貸住宅
③(認知症高齢者)グループホーム
認知症の高齢者が、小規模な生活の場(1単位5人~9人の共同居住形態)に居住し、
食事の支度、掃除、洗濯等をグループホームの職員と共同で行い、
家庭的で落ち着いた雰囲気の中で生活を送ることを目的とする
要支援者(要支援2のみ)、要介護者(要介護1以上の方)が対象
④特別養護老人ホーム
65歳以上の者であって、
身体上又は精神上著しい障害があるために常時の介護を必要とし、
かつ、居宅においても常時の介護を受けることが困難な高齢者に対して、
入所サービスを提供する
要介護者(要介護1以上の方)が対象
⑤(介護)老人保健施設
要介護者に対し、在宅復帰を目指して、
看護、医学的管理下での介護、機能訓練等の必要な医療、
日常生活上の世話を行う
要介護者(要介護1以上の方)が対象
⑥介護療養型医療施設
療養病床等をもつ病院又は診療所の介護保険適用部分に入院する要介護者に対し、
療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護その他の世話、
機能訓練その他必要な医療を行うことを目的とする
要介護者(要介護1以上の方)が対象
⑦ケアハウス
一般的には「経費老人ホーム」と呼ばれる
低額な料金で、
家庭環境、住宅事情等の理由により居宅において生活することが困難な老人を入所させ、
日常生活上必要な便宜を供与する
下記の3種類に細かく分類される
ケアハウス
生活相談、入浴サービス、食事サービスの提供を行うとともに、
車いすでの生活にも配慮した構造を有する
軽費老人ホーム「A型」
他に食事の提供や日常生活上必要な便宜を供与する
軽費老人ホーム「B型」
自炊が原則
⑧シルバーハウジング
一般的に「住宅型有料老人ホーム」と呼ばれる
下記の4種類に分類される
シルバーハウジング
公営住宅やUR都市再生機構賃貸住宅などの公共賃貸住宅のうち、
住宅をバリアフリー化するとともに、生活援助員(ライフサポートアドバイザー)が、
生活相談や緊急時対応などのサービスを提供する
高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)
床面の段差をなくし、手すりを設けるなどバリアフリー化した構造・設備が備わっていると
ともに、緊急時対応サービスが受けられる住宅として都道府県知事が認定した住宅
整備費及び家賃の減額に対する助成制度がある
高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)
高齢者の入居を拒否しない住宅として、都道府県知事に登録された住宅
住宅の広さ、家賃、バリアフリー化の状況などについて情報提供がされる
高齢者居住支援センターによる家賃債務保証制度を活用できる
高齢者専用賃貸住宅(高専賃)
高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)のうち、特に高齢者の単身・夫婦世帯を入居対象とする
住宅の広さ、家賃、バリアフリー化の状況などのほか、
入居者が共同で利用できる居間、食堂、台所、浴室などの有無、
入居者に対する食事、介護、家事援助などのサービス提供の有無についての情報も提供される
⑨シニア向け分譲マンション
民間事業者によって販売・運営されるバリアフリーの分譲住宅
⑩養護老人ホーム
65歳以上の者であって、
環境上の理由及び経済的理由により居宅での生活が困難な者を入所させ、
社会復帰の促進や自立した生活を送ることができるよう
必要な指導及び訓練等を行う
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