7月13日 下 読了
日本の国名・そのいわれ
問い:国名のいわれについて詳しく知りたい
倭の国内・その動き
「魏志」に描く倭国と倭人・そのすがた
倭人・太伯後胤説・その真偽
東夷の国「倭国」・徐福のことなど
倭5王、とりわけ武王のこと
わが国の道・わが国の教え
答え:*量も多くかなりの文章になる*
古書の音オンを頼り文言を比較検討しており
時代背景や国史批判の観点が抜け落ちており残念
だが冷静に文献を精査し、倭王武は雄略としている
7月6日 中
神楽に鈴を用いるのは
問い:上世からの道風とあるが、その説は詳しくはどういうことか
答え:「旧事紀」に鐸の字があり、その後の書物でスズと読んでいる。日本の習俗、朝鮮の習俗の由来がどこにあるかが問題。これは今だにはっきりしていない。
朝鮮の民族・風俗とわが国のとの関係
問い:古代の書物(後漢書、魏志東夷伝、日本書紀、古事記、続日本紀)に掲載されている語彙の音から、両方の文化に繋がりがあるのではないか
答え:天下の言葉や事柄は大変多く、それらの言葉の中に疑わしい点や似かよった点があるのは当たり前。疑問を問いただし、見聞を豊にすることで道教徒や仏教徒が説く類とは異なることを説明するまでもない。
6月29日 上
史料のえらび方
問い:日本書紀には他の書は到底及ばない、それなのに古事記や旧事記も含めて取捨選択をして記述している、筆録の立場を詳しく述べてもらいたい
答え:歴史書を記述した人びとは、各々の見解によって是非を判断して取捨したもおであり、選択の基準もそれぞれ違っていたので、記録している内容も同じでない。私はその事柄については事実のみを、その意味については正しいことのみを取っている。自分の好みによって曲げて解釈すべきではない。書物に出ていることで、それが事実に近く、その意味が大体正しいと判断したところを証拠として、解く必要のあるものを解き明かし、疑わしいものは疑いとしている。それ以上に進んで私の説を書き込んではいない。異端の小さな説などに至っては断じてこれを採用してはいない。
わが国が開ける以前のことを省いた理由
問い:天地がまだ分かれずから始まるのに、あなたは直ちにわが国が開けた初めに生成した神のことから始まっている、その理由はどうか
答え:誰がよく天地の初めを知っているであろか。古事記と古語拾遺によっており、天地がまだ分かれていなかったときのことは記していない。ただ国常立尊が生まれ出たところは日本記による。
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